セブン・ジェネレーションズ(七世代先の子孫)と踊る|Movement Medicine創始者ヤコブ来日イベント開催報告(前編)

セブン・ジェネレーションズ(七世代先の子孫)と踊る|Movement Medicine創始者ヤコブ来日イベント開催報告(前編)

2025年11月14日

文責:自社下茜

2025年10月6日、東京都文京区 文京シビックセンター小ホールにて、ムーブメントメディスン の共同創始者であり、30年以上の実践を続けるシャーマンでもある、ヤコブ・ダーリングカン(Ya’Acov Darling Khan)さんを英国より6年ぶりにお迎えし、「七世代先の子孫と踊る」をテーマにしたオープンイベントと、 セブンジェネレーションズの会員・サポーターに向けたクローズドプログラムを開催しました。

七世代先の子孫と踊る地球の声を聴き、身体で未来に応える夜  英国より、30年以上の実践を続けるシャーマンでありMovement Medicine(ムーブメント・…
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今回はNPO法人セブンジェネレーションズ(以下、SG)とムーブメントメディスン文京の主催、ムーブメントメディスン(以下MM)・ジャパンの共催で行われ、オープンイベントでは、土地や地域との繋がり、アートや教育、会社組織など、様々な分野で社会の変化に関わる方々総勢、約70名が、そしてクローズドプログラムには、SG立ち上げに関わった方々、この15年以上の様々な縁で深く関わってきた方々、最近新しく関わり始めた方々など、SGの根底にあるものに深く呼ばれ活動をしてきたメンバー約40名が集い、日々の中で見えづらくなってしまう、様々な存在との深い深いつながりに、身体から気づき直していくような時間となりました。

MMとSGのつながりは、ソースでもあるパチャママ・アライアンスに遡ります。

MMの創始者の1人であるヤコブが、二十数年前にパチャママ・アライアンスに出会い、深く共感したのがきっかけです。MMのティーチャーになるためのトレーニングには、チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムが組み込まれており、また毎年アマゾン熱帯雨林に人々を連れていくようになりました。毎年MMが行なっているサマーダンスというイベントで集めたお金を、パチャママアライアンスへ寄付しています。

そんなつながりから、MMと日本のSGも出会い、つながりました。

6年ぶりとなるヤコブさんの来日に合わせ、改めて身体を通じて7世代先の子孫たちの声、そして地球の声に私たちを開き学ぶこと、 そしてそこから、いのちに深く耳を傾け、共に行動していくうねりが一層育まれていくことを願って、今回のイベントが生まれました。

セブン・ジェネレーションズ(七世代先の子孫)と踊る:『SGトライブ:魂の総会』

当日は、SGの会員・マンスリーサポーター限定のクローズドプログラム『魂の総会』から始まりました。

久々にリアルで会う方々、初めて会う方々、再会、出会いを喜び合います。

それぞれがヤコブさんのリードの元、自分の活動の原点に立ち返り、未来に向けてどうあるのか、何をしていくのか、そんな問いに向き合う時間となりました。

最後は、創始者〜最近SGと関わり始めた方まで、関わった歴史の長さ順に並び、お互いの縁を讃え合いました。(半円の写真)

セブン・ジェネレーションズ(七世代先の子孫)と踊る:オープンイベント

後半のオープンイベントはヤコブさんのトークから始まり、ムーブメントメディスンへとつながっていきます。

ヤコブがアマゾン熱帯雨林、先住民の生き方から受け取った「先住民であること」とは?またヤコブが常に身体から智慧を受け取るために、心がけていることなど、さまざまなメッセージを聴くことができました。

トークセッションの部分のみ、動画にて配信しております。ご興味ある方は、ぜひご覧ください

こちらは2025年10月6日に行われた"セブン・ジェネレーションズ(七世代先の子孫)と踊る|Movement Medicine創始者ヤコブ来日イベント"のトーク…
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主催した私たちにとって、今回の企画自体も、本当にたくさんの場面での「耳を傾ける」行為の連続によって生まれた場だったと感じます。

「七世代先の子孫と踊る」、そのタイトルのインスピレーションから始まり、それは一体全体どういうことなのか、それを実現するためにどう在れるのか、何が必要なのか、 論理的な思考と深い精神の世界、どちらもに根ざしながら耳を傾けること。

その夢が、私たち一人一人に何度も、自分の知っている領域を超えさせ、新しいことを学ばせ、自分は自分が思っている以上の存在であることを発見させるようなプロセスになっていたように感じます。

そんな問い直しと気づきの繰り返しの先で、今回こうして、 本当にたくさんの皆様と大切な智慧を分かち合い、共に踊り、私たちがどんなに力のある存在なのかを思い出す時間を持てたこと。本当に、嬉しく思います。

>後編へ続く