今回はチェンドリ・ファシリテーターの斉藤 万里子(まりっぺ)が案内人を務めるいとしろカレッジのご紹介です。
立ち上がって3年目になる今年は通年プログラムはお休みし、特別講座という形で開催されています。第二弾となる今回は澁澤寿一さんによる「聞き書き」。下の画像をクリックしたリンク先のページで詳細がご覧いただけます。
以下は、いとしろカレッジ卒業生による澁澤さんの印象に残っている言葉の紹介です。
郷土史や民族調査は、事実・史実の積み重ね。それらの行間を埋めるのが「聞き書き」。偉い人ではなく、自分の体で生きてきた人の職業や思いを通じ、そこに生きた人の人生を浮かび上がらせる。
燃料革命前、高度経済成長以前、石油と農業機械に依存しない時代、農業ではなく、農的暮らしの時代、集落はどのような資源と人で成り立っていたか。その延長線上に現在があり、未来を考えるヒントがある。
田舎は煩わしいが温かい、都会は便利だが冷たい。その中間に答えがある。関係性の再構築が必要。
「自然は寂しいけれど、人の手が加わると、あたたかくなる。そのあたたかなものを求めてあるいてみよう」(宮本常一)
お申込みは、いとしろカレッジHPのイベント申込みフォームから。
イベント名に「いとしろカレッジ特別講座参加希望」とご入力ください。(〆切10/16まで)
http://itoshirocollege.com/contact