祝1周年!Sustainability Lab.@ Cue レポート

祝1周年!Sustainability Lab.@ Cue レポート

2024年7月29日

2023年6月に株式会社オカムラ様の共創空間Open Inovation Biotope “Cue”で始まったSustainability Lab. (サステナビリティを探究する 学び合いのコミュニティ)が1周年を迎えました!

企業の価値を高める上で、サステナビリティへの取り組みの重要性は増しており、また、企業の本質的な存在意義「パーパス」を問い、社会的なパーパスに基づいた活動が重視さ…
cue.workmill.jp

NPO法人セブン・ジェネレーションズの代表理 事野崎安澄が、パーマカルチャーデザイナーの榊笙子さんと共にモデレーターを務めております。

月1回、名古屋駅前にある“Cue”に集まり、サステナビリティに関する最新情報を共有したり、それぞれの課題を共有し、企業や組織の枠をこえて語り合い、現場で実践していく学び合いのコミュニティとして立ち上がりました。
担当者がつながり、応援したりや助け合い、組織内や組織をこえたムーブメントのきっかけをつくっていきたいと考えて始動し、1年が経過しました。

始めた当初からテーマ書籍として「DRAWDOWN ドローダウン ― 地球温暖化を逆転させる100の方法」を取り上げ、毎回解決策のうち1−2テーマを選び、ラボメンバーが解決策について発表。

その後、参加者同士でディスカッションをし、解決策への理解や自分たち・コミュニティ・職場でできることなど、さまざまな観点でアイディア出しを行ってきました。

地球温暖化を逆転する多様な解決策について、みんなで学ぶ!

これまで取り上げられたテーマは18個!

2023年6月14日 vol.1
テーマ:書籍「ドローダウン 地球温暖化を逆転させる100の方法」概要

2023年7月12日 vol.2
テーマ:書籍「ドローダウン 地球温暖化を逆転させる100の方法」概要ふりかえりと今後のテーマ決め

2023年8月9日 vol.3
テーマ:「食 Food」「女性と女児 WOMEN and GIRLS」

2023年9月13日 vol.4
テーマ:「資材 METERIALS」「エネルギー ENERGY」

2023年10月11日 vol.5
テーマ:アーバンファーミング
(フィールドトリップ SAKAE Urban Farming supported by SOKEN)

2023年11月15日 vol.6
テーマ:「沿岸湿地(土地利用)」「Sustainability Lab. のこれから」

2023年12月13日 vol.7
テーマ:「再生紙(資材)」「木造建築(今後注目の解決策)」

2024年1月10日 vol.8
テーマ:「みんなのモヤモヤ・課題をシェアしよう」
New Year Party

2024年2月21日 vol.9
テーマ:「産業用ヘンプ(今後注目の解決策)」

2024年3月13日 vol.10
テーマ:「地熱(エネルギー)」「歩いて暮らせる街づくり(建物と都市)」

2024年4月10日 vol.11
テーマ:「小水力発電(エネルギー)」「トラック(輸送)」

2024年5月8日 vol.12
テーマ:「先住民族による土地管理(土地利用)」
「電気自動車・自動車(ハイブリッド車 / プラグインハイブリッド車)(輸送)」

2024年6月19日 vol.13
テーマ:「コンポスティング」(食)

2024年7月10日 vol.14
テーマ:「断熱(建物と都市)」「バイオプラスチック(資材)」

各月によって、大学のゼミ単位で合宿として参加して発表までしてくれた学生さんたちがいたり、Miro上で毎月の発表課題を共有、LINEで最新情報やイベントについてシェアしあったりと、始めた頃よりも参加者の多様性、人数ともに増えてきています。

またアジェンダや課題だけではなく、お互いの関係性を深めていくと言うことも意図して、毎回全体での近況報告(チェックイン)や感想(チェックアウト)を基本として、相互インタビューの機会なども数ヶ月に1回設けて、新しい人たちと前からいるメンバー同士もつながりを深められるよう、工夫をしています。

大人の遠足 “解決策の現場を観に行ってみよう!”

またCue内で集まるだけではなく、天候の良い季節には、解決策を実際に観にいく大人の遠足も実施しました。具体的には全国・全世界のアーバンファーミングを仕掛けるスタートアップ PLANTIO, Inc. の 創業者であり、SAKAE Urban Farming(当時)のパートナーでもある芹澤孝悦さんに事業説明&案内していただきながら、名古屋の現場見学にうかがいました。

農業を取り巻く現状と世界の食糧危機へのインプットなど知識部分からスタートし、シェアシード(たねのシェア)や野菜づくり畑を中心としたコミュニティづくりなどなど、具体的な解決策についても現地で見学しながら学ぶことができました。

終わった後も、いつもとは違う公園というひらけた場所で、グループごとに対話・発表を行い、オフィスの中での感覚と全く違う外での対話の可能性を感じた1日でした。

「サステナブル クリエイティビティ」を語ろう! Sustainability Lab. オープンイベントも開催

1周年を見据えて、2024年4月16日 には「Urban Farming Life」の編集者でもある近藤 ヒデノリ 氏UNIVERSITY OF CREATIVITY(UoC) サステナビリティフィールドディレクター / 株式会社博報堂 クリエイティブディレクター」)を招いて、オープニングベントも開催しました。

東京・全国でのアーバンファーミングの展開とアートとのコラボレーションの可能性、地域コミュニティの広がりなど、ワクワクするテーマがたくさん話されました。

参加者も前のめりで、名古屋(愛知)でのアーバンファーミングの可能性を語り合っていました。イベント終了時間が過ぎた後も、参加者皆さんなかなか帰られず、1時間あまりその場で話したり、情報交換したりと、熱い1日となりました。

このように、まだまだ進化し続けるSustainability Lab.にご注目ください。

企業の価値を高める上で、サステナビリティへの取り組みの重要性は増しており、また、企業の本質的な存在意義「パーパス」を問い、社会的なパーパスに基づいた活動が重視さ…
cue.workmill.jp

また毎月1回開催しており、どのタイミングからでも参加していただけます!

参加してみたい!という方は、ぜひこちらのフォームからお申し込みください。今後の毎月の予定や参加方法などご連絡させていただきます♪