参加者の声
開催後記入していただいたアンケートに寄せていただいた声も、ぜひ紹介させてください。
「ヤコブさんのお話を聴いていると、まるで彼の体験を自分がしている様な気がしてくるのが不思議でした。五感を通してジャングルを感じ、頭から足へ意識が向かい、見えなかった道が見えてくる。 そしてお話の中で心に残った、生命、生きて死ぬというダンス、7世代先の子孫と踊るという言葉。実際にリズムに乗って動き始めると、音とヤコブさんの声に身体が乗っ取られて、内側から何かがブワッと弾けるような感じがした。どうやって子孫と踊るんだろう、と想像していた以上の感動があって、2時間があっという間だった。」
「先住民の話、身体感覚の大切さ。頭はエゴで色々考えてしまいますが、身体の方が真実だったりするんだなということ。 7世代先祖からの温かいサポート、そして7世代先へに愛を渡していくこと。踊っているみんなを見て、精一杯の愛を送る姿に、涙しました。」
「今回はSeven Generationsもmovement medicineも全く初めての参加でした。動く瞑想というのがキーワードとなり、いまここの自分、身体感覚から入ってその先に広がっていく流れがなんとなく感じられました。Keep movingとヤコブさんが促してくださったように、帰宅後もこの身体感覚を忘れないように、宮田さんが薦めてくださった3分ムーブメントをしていたところ、身体が目覚めてきて、停滞していた事柄にも着手したところです。シャーマンと呼ばれる方に初めてお会いしましたが、ヤコブさんの佇まいはやわらかく、純粋で謙虚な方なので嬉しかったです。」
「総会では、若い世代のおふたりが若々しく爽やかに場を進めていかれるという場にご一緒できてよかったです。SGを立ち上げた方々の存在感や、繋げてきてくださった方々のさりげないホールド感にも触れて、まさに七世代の一部を現実世界で見せていただいた気がします。」

企画メンバーより感想・メッセージ
宮田恵さん(ムーブメント・メディスン・ジャパン)
「<魂の総会>
10月6日、文京シビックホール。
私たちは大きな輪になった。
各地から、セブン・ジェネレーションズ(SG)の「魂の総会」へとやってきた40名を超える”魂たち”が美しい輪になった。
円を成した中の、誰も座っていない椅子には、目に見えない存在も招き入れられた。
動物たち、植物たち、もうこの世界に肉体を持っていない方達。
始まりの法螺貝が鳴る。
この輪の中では、このNPOが生まれる父となり、母となった方達がいて、SGのことを、今回のヤコブの来日をきっかけに知ったばかりの人もいた。
SGの歴史を紡いできた7世代を遥かに超える世代が集い創られた円は平らだった。
これだけで、最も大切なことがすでに成された気がした。
今回の魂の総会の目的の一つに、大事な問いかけがあった。
「私たちは何者であるのか」
チェンドリで問いかけられる5つの問い:
私たちはどこにいて、どこから来て、どんな物語が生まれ、何が可能で、これからどこへ行くのか。
これらの問いを投げかけている私たち自身ーSGーとは何者なのか。
その本質をあぶり出すことだった。
持続可能で、公正な、精神的に充足した生き方、というSGが掲げる3つの柱。
つまりそれは、あらゆる命の尊厳が尊重される世界を実現させるビジョンだ。
そんな世界を真剣に目指している方達がここにいる。
こんなにもいる。
魂の総会の最後。
私たちはSGの歴史を辿るように、初代のヒデさんから始まり、塚ちゃん、タケさん、ヒロさん・・・・そこから最新のメンバーまでみんな肩を組み、手を繋いで列になって立った。その蛇行する列は、今振り返ると、上空から見たアマゾン川のようだった。
私たちは何者かーその答えを私はこの2つのイメージと共に受け取っている。
全生命と平らに創った円。
原点である生命の川ーアマゾン川。
NPOセブン・ジェネレーションズは誕生して14年。
アマゾンという広大で肥沃な川のように、世界で起こる全てと共にSGというスピリットのバトンは確実に受け継がれ流れ続けている。
魂の総会という名のもとに、平日の昼間にも関わらず遠くから、近くから、時間を作り、あの場を共にしてくださった「魂の同志」の皆さんに感謝し、これからもこの素晴らしいコミュニティーを私たち自身が誇りに思い祝福し合えるよう願いながら。」
寺島義智(NPO法人セブン・ジェネレーションズ理事)
ヤコブさんの言葉「先住民であること=この身体と、この大地に根を下ろして生きること」というメッセージが力強く胸に残りました。
朝、目覚めの最初の21個の「ありがとう」から一日を始めること。「足りない」と自分を責め続ける癖から離れ、星と大地から生まれたこの身体そのものを“奇跡”として受け取ること。そして、人生の痛みや苦しみを、そのまま抱え込むのではなく踊りやアートを通じて「メディスン(薬・力)」へと変容させていくこと。
前半の魂の総会でのワークやムーブメント・メディスンのダンスの輪の中で、7世代前の祖先たちと、7世代先の子孫たちが、この身体を通して一緒に呼吸し、踊っているような感覚がありました。頭で「サステナビリティ」を考えるのではなく、身体ごと「いのちのつながり」を思い出していく時間だったと思います。
またSGの仲間たちとも久しぶりに再会できたのも嬉しかったです。「これから7世代先に、どんな物語を手渡していきたいのか?」を分かち合えた一日でした。
準備も含めこの場を一緒につくってくれた仲間たち、そして遠い土地・遠い時代から見守ってくれている祖先たち、まだ見ぬ七世代先の子どもたちに、あらためて「ありがとう」をお伝えいたします。
日々、足の裏と心に根っこを張りながら自分なりの「いのちのダンス」を生きていきたいと思います。」
今回この場を通じて受け取った大きなギフトと共に、今後も、深く耳を傾けながら、自然の中にある叡智と、身体を通じた気づき、社会をつくっていく行動がつながり、一人一人の力が全体の大きなうねりとなっていくきっかけとなれれば幸いです。
今回イベントの開催にあたり、ご協力くださった関係者の皆さま、参加してくださった全ての方に心より感謝申し上げます。
この場で分かち合われた静けさやいのちの躍動が、それぞれの日常の中で小さな火種や勇気となって すべての愛ある想いに、力を与えてくれることを願っています。
今回この場を通じて受け取った大きなギフトと共に、今後も、深く耳を傾けながら、自然の中にある叡智と、身体を通じた気づき、社会をつくっていく行動がつながり、一人一人の力が全体の大きなうねりとなっていくきっかけとなれれば幸いです。
今回イベントの開催にあたり、ご協力くださった関係者の皆さま、参加してくださった全ての方に心より感謝申し上げます。
この場で分かち合われた静けさやいのちの躍動が、それぞれの日常の中で小さな火種や勇気となって すべての愛ある想いに、力を与えてくれることを願っています。
