5月18日(土)兵庫県淡路島でNPO法人セブン・ジェネレーションズと共催でチェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムが開催されました。
ファシリテーターはじゅんじゅんこと鈴木純子さんとぎっしーこと山岸暢さん(ファシリテーターデビュー!)。
参加者6名とサポーターとして鈴木核さんと風かおるさんの計10名で開催されました。
ファシリテーターのお二人から開催報告が届いておりますので、掲載させていただきます。
●山岸暢さん
5月18日土曜日に淡路島の私の畑でリアルチェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム、5時間半フルバージョンを開催しました。
NPO法人セブン・ジェネレーションズ共催という形で参加者はギッシーの初ファシリテーターを見届けるため知人、仕事仲間を中心に参加して開催しました。
プロジェクターの関係で農作業小屋での動画視聴、対話、又、素晴らしい晴天を生かし、屋外での出会いのエクササイズも実施することができました。
ランチはみんなで仲良く淡路島産自然農玉ねぎのカレーをいただき、なんと、終了後はみんでBBQを開催。(食べてばかりwww)より深い交流を築くことができる時間を共有することができました。
大阪、京都、東京、地元淡路島からの参加者たちが多様な視点をもとに地球環境、現代社会を見つめなおし現在の活動、今後の活動の方向性を深めることができ、交流することができた一日でした。
参加された方からは、「シンポジウムの内容については事前に聞いていたものの、実際に体感することで新たな気づきが得られ、今後の行動を考えるきっかけとなった。」
「ぜひ、他のプログラムにも参加したい」という前向きな意見もいただきました。
今回のシンポジウムは、参加者同士の絆を深める貴重な機会となりました。これからも、共に歩み続け、しあわせな未来を目指して活動していきましょう!
●鈴木純子さん
【淡路島チェンドリとSG仲間訪問旅】
5月18日(土)淡路島にて対面型のチェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム、5時間半フルバージョンを開催しました。
それに合わせて関西方面のSG仲間たちの活動フィールドを訪問する5泊6日の旅をしてきましたので、簡単にレポートします♪
By じゅんじゅん
(ちょっと長文です)
淡路島チェンドリのファシリテーターはギッシー&じゅんじゅん
私たちは2023年9月期のICCAT(コミュニティ気候アクショントレーニング)受講仲間。
ICCAT終了時に各自が今後の行動計画を発表した際、ギッシーは「淡路島でチェンドリファシリテーターデビューする!」というものでした。
それを聞いた私(じゅんじゅん)は淡路島に行ってみたいので「私も手伝う!」と名乗りを上げ、成り行きでファシリテーター再デビューすることになったのです。
デビュー2人の指導役はICCATでもモデレーターをしてくださった鈴木核さん。
3人で打ち合わせを重ね、フルで読み合わせリハも行い用意周到?で淡路島へ。
せっかく東京から淡路島まで行くなら車で移動して、道中でSG仲間を訪ね歩きたい!
でも一人で運転するのは辛い。そこで核さんに相談したところ「いいよ、私も訪問したいところあるから調整して一緒に行こう」とノリのいい返事が返ってきたのです。さすが核さん、軽やかです。
お互いに会いたい人、行きたいとところを出し合って、訪問先のご都合も確認して盛りだくさんのワクワクな旅程が決定!
初日5/16朝、いざ出発!
初日は琵琶湖にほど近い風かおるさん(チェンドリ ファシリテータ)を訪ねました。この一年、東京で会おうとしてなかなかタイミングが合わなかったのに、奇跡的に今回の日程は合いまして、この後は一緒に旅することに。
ZOOM会議で見ていたかおるさんの家に泊まり、翌朝は琵琶湖やその近隣の集落をご案内いただきながらかおるさんの滋賀県での活動についてお話を伺いました。
2日目5/17
かおるさん宅のウッドデッキで美味しい朝食をいただいた後、3人の旅がスタート。
次の目的地「JT生命誌研究館( https://www.brh.co.jp/ )」へ。ここはSG仲間の康盛さんから情報をもらった核さんリクエストの施設。行ってビックリ、展示も解説も素晴らしくてじっくり見入ってしまう。「生命の源はひとつ(すべての生き物の祖先は一つ)」であること、生命何度も氷河期による絶滅を経験し今を迎えていることに感動。チェンドリ前にピッタリの学びの場だと感じました。
超おススメ! 3時間は滞在するつもりで行くとよさそう。
https://www.brh.co.jp/
次はいよいよ淡路島へ。
ここでギッシーと合流。実はリアルで会うのは初めて。早速、明日のチェンドリ会場へ移動です。淡路島のチベットと言われる標高約300mに位置する自然農の農場。これまたチェンドリにはピッタリの地球のエネルギーを五感で感じる気持ちの良い場です。ここでチェンドリを開催できるなんて感激! テンション上がったところで最後の打合せをして準備万端です。
3日目5/18
チェンドリ当日は晴天に恵まれました~!
農場の納屋とその前の広場を会場に仕立て、鳥の声とさわやかな風と新緑、ヤギたちの「メェ~」と癒しの声に包まれた場が開きました。遠くに瀬戸内海、大阪湾、三宮が一望できるロケーション。
そこに多彩な参加者6名+ファシリテータ2名+お目付け役?の核さん、ファシリ先輩の かおるさん。合計10名が集い開催となりました。
ファシリテータ デビューのギッシーと再デビューの私じゅんじゅん。ぎこちなくスタート。いきなり段取りを間違えたり💦、ちょっと緊張したりしましたが、参加者の皆さんがとても真剣に集中しておられて助けていただいた感が強かったです。
ディスカッションタイムもシェアも素晴らしくて、それぞれが”感じて響きあった濃い時間”になりました。
お楽しみのランチタイムでは、ここの農場で採れたオーガニックいちごが最高に美味しくて感激! 同じく農場で採れた野菜たっぷりのカレーやサラダが絶品で、心もお腹も満たされました。
改善点はいろいろありますが、自画自賛ではありますが、本当に素敵な場となりました。やってよかった。個人的には、改めてチェンドリの魅力を感じて心から感動。ギッシーも感動して「年内にあと2回やる~!」と宣言したのでした。
ギッシー、デビューおめでとう! 私も再デビューおめでとう!
4日目5/19
さらに旅は続きます。次は徳島へGO!
チェンドリとGCI(ゲームチェンジャー・インテンシブ)仲間で自然農5年目の愛ちゃん宅へ。ここでは大地に根差し、地域コミュニティーとの付き合いも大切にしている愛ちゃんの暮らしと畑仕事を体験。種蒔いて、育てて、収穫して、食らう。雨降ったら休む。
飾らない自然体の暮らしと野菜への愛を感じる畑だった。畑以外からの地元の幸も豊で、新鮮なイカやイノシシ肉もご馳走になりました。ほんとに豊だ!
徳島ではもう一人、核さんのサラリーマン時代の仲間Ⅰさんを訪問。早期退職、移住先を探す旅を経て徳島に移住、自然農、築100年の農家暮らし、セルフリノベ。損得抜きに暮らしやすい地域づくりを目指して活動されている。個人的にはあこがれる暮らしを正に実践している場で「うらやまし~」と思ったのでした。それもそのはず、私のパーマカルチャーデザインの師匠フィルさんや仲間とずいぶん前から繋がっていて、その一人Kaoruさんがここでアースオーブン作りのワークショップをしたのだとか。なんだかご縁を感じます。
ここでもチェンドリ開催出来たらいいなぁ、と思いました。
5日目5/20
愛ちゃんの畑で朝のうちに農業体験。苗植えや次の目的地に持って行く野菜を収穫したり楽しませていただきました。自分の畑用に苗や種も分けてもらって感謝感謝なのです。
次に目指すは愛知県。SG共同代表のあずみんに会いに出発です。待ち合わせ場所は、名古屋で一番歴史の長い鶴舞公園。名古屋では暑さの洗礼を受けちょっとぐったり。かき氷を食べて元気回復からの散策&おしゃべりスタート。話題はあれこれ盛りだくさん。
私が今回の旅で核さんやあずみんと話したかったのは、来年8月に予定されているチェンドリ発祥のきっかけとなったアマゾンの原住民アチュアル族訪問の件でした。まだ先のことなんですが、一生に一回行けるかどうかのチャンスなので、自分の決意を固めることを含め、通訳として同行するあずみんからも話が聞きたかったのです。今回、直接話せてなんだかホッとした気持ちです。
ここで かおるさんとはお別れして、この先は東京組の核さんと私とで移動です。
夜は わんちゃんを訪問。SGではICAATやGCIをはじめ、いろいろご一緒しているわんちゃん。昨年のアマゾンツアーに参加したひとりなので、準備から現地での体験を細かくシェアしてもらいました。約2週間のアマゾン滞在となるため、そこでしか体験できないことにできるだけ心身ともに良いコンデションで過ごしたいと思うから。わんちゃんの体験談からは、人並外れた体力づくりや装備品の準備をしてたことが分かりました! 素晴らしい! 私にはまねできないけど、今から自分なりに出来るコトが具体的に見えてきてとっても助かりました。
6日目
いよいよ最終日。
わんちゃんが作ってくれた朝食を3人で美味しくいただくところからスタート。食卓には愛ちゃんの畑で収穫してきた新鮮で植物のパワーを感じる美味しい野菜サラダも並びました。わんちゃんが焙煎からしている珈琲もいただき、この日も豊かな食生活。
9時に愛知を出発し、いざ東京へ。
7日目(番外編)
核さんが昨年アマゾンに行ったメンバー3人とランチ会するから参加すれば?と誘ってくれて、旅から戻った翌日、品川でランチ&お茶会。三人三様の体験談。これもめっちゃ参考になりました。「また次回も参加する!」「もう行かない(1回で十分)」。プライスレスな体験だったことは間違いないことはしっかり伝わってきました。
振り返るとこの旅は
サスティナビリスト@じゅんじゅん のこれからを考えるためのギフトだった。
実は旅の直前に、人生の師から「(あれもこれも)やりすぎです。どれも中途半端であなたの能力を活かせていない。本当にやりたいことに集中しなさい」とおしかりを受けたのです。こんな厳しい言葉は30年のお付き合いでたった2回。よっぽど大切な局面なのだと受け止めたのです。
私が社会のため地球のために”したいことで出来ること”。そこに集中するための仕切り直しの機会がこうして用意されていたのかも。と思ったりしました。
こんな素敵な旅に関わってくれた核さんギッシーをはじめとするSGの仲間や出合ってくれた皆さんに感謝の気持ちをお伝えして、この旅のレポートをおしまいにします。
みんなありがとう!!
長文を最後まで読んでくださってありがとうございます💖