午後はオープンスペーステクノロジーという手法を使って、それぞれが気になっているテーマについて自由に議論する時間となりました
まずはオープンスペーステクノロジーの原則や進め方を紹介した後、「気候変動✖︎ローカルで私たちが協力してできることは何か?」を大きな問いとして、参加者から自分がディスカッションしたいテーマを出してもらいました
今回は以下のテーマが参加者から出されました
1.縄文の文化と現代を融合して未来をつくる
2.人間の欲はどうしたら満たされるのか
3.子供を巻き込んで楽しくできる気候変動アクション
4.池尻アートファームでどんなことができるかな
5.日本の水をどうやって守っていけるか
6.若者の気候変動の活動と大人たちの活動の融合をどうはかるか
7.町づくり・子育てなどのテーマの人とどうやって一緒に気候変動活動をしていくか&地元でCAONフォーラムをやるには?
8.地球の人のことを考えてどうやってローカルな活動をしていくか
各ディスカッションテーマに興味のある人が集まり、時には途中で他テーマに移動などをしながら、テーマについて深めていきました。
そして、最後には各チームから全体発表を行いました
あっという間の1日が過ぎていき、最後は全員一言ずつのチェックアウトで閉じていきました
参加者からの感想(アンケートより)
団体のアジェンダやその中での自分の役割にとらわれず、人と人としてお互いに向き合う、ということを徹底するためのしかけがあったことが素晴らしかったです
他の団体の皆様も活動や運営で悩みを抱えていることを知り、悩みを分かち合えて心強い気持ちになりました。自身の活動領域とは違う活動をされている方々と接することで、新しい発見や気づきがあり、フレッシュな気持ちで日頃の活動に戻ることができました
非常にあたたかい人との繋がりがあること。初めての参加に加えて、気候変動に関わる知識も実績も始めたばかりで緊張がありました。午前中のワークでは、誰でも尊重され、自己開示がしやすく安心して発表や意見交換ができると感じました。何を話すかも勿論大事ですが、誰と話すかも大事なので一層、心にしみました。他の方にもぜひ参加を呼びかけたくなりました。
ワークの手法がとても学びになりました。内容は勿論のことですが、OSTは特に印象的でした。これまで議題や目的をきっちり絞って話すことが多かったので、目が覚めました。話さなければならない、ではなく話したくなるのが腹落ちです。
全国から集まった方との対話はとても興味深かったです。気候変動以外にも地域の課題や教育の課題などにもトピックスが増えて、同じような悩みを持つ者同士の価値観の対話により自分の考えも深まり、新しいアイディアも生まれました。多くの仲間との出会いも嬉しく、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
全国からご参加いただいた皆様、場所を快く提供してくださったUoCの近藤ヒデさん、いつも全力サポートしてくださるデロイトの石井さん、急な託児依頼にも関わらず引き受けてくださった特定非営利活動法人日本ホームチャイルド協会様、本当にありがとうございました!
*当日のイベント託児について、日本ホームチャイルド協会様がこちらで報告してくださっています