出会い、気づき、レジリエンスを探る旅のスタート|コミュニティ気候アクションネットワーク(CAON)合宿 初日レポート①

出会い、気づき、レジリエンスを探る旅のスタート|コミュニティ気候アクションネットワーク(CAON)合宿 初日レポート①

2025年8月18日

2025年6月28日(土)〜29日(日)の2日間にわたり、コミュニティ・気候アクション団体ネットワークフォーラム(CAONF)に参加したみなさんを中心に、東京都八王子市にある「大学セミナーハウス」にて合宿を行いました。

*こちらはデロイト・トーマツ・ウェルビーイング財団助成事業となります

全国から集まった仲間たちとの対話や体験型ワークを通じて、お互いの関係性を育み、活動の原動力やこれからの指針を分かち合う2日間となりました。

合宿のテーマは、
「市民活動のコミュニティレジリエンスを高める〜変化や困難に向き合いながら、活動を続け、広げていく力を育むためには?」

オープニング:全国から集まった仲間たち

2025年6月28日、朝から晴れやかな空気のもと、全国からさまざまな市民活動をする仲間たちが大学セミナーハウスに集まりました。


それぞれが期待と少しの緊張を抱えて、2人1組になる「自分を動物に例えると?」というお題で自己紹介。

また輪になって全体でチェックイン――どこから来たのか、どんな想いでこの場にいるのか――一人ひとりが自分の想いを言葉で表現し、合宿がいよいよスタートしました。

また最初に今回の合宿の目的を共有

お互いが安心して過ごすために、グランドルール、合意事項を全員で作りました。
こちらが企画チームが元々提案していた合意事項です👇

さらに参加者から付け加えたいことを出し合い、以下のような合意事項をまとめました。

これから2日間、安心して自分らしく過ごせる土台がここで築かれたように感じました。

つながりの時間①:インタビューで深まる関係性

ランチを取り、いよいよ午後からお互いのつながり・関係性を築いていく時間がスタート。

2人一組となってリラックスできる場所を選び、以下の問いをインタビューし合いました。

問1 あなたのお名前を教えてください。 呼ばれたい名前はなんですか? どちらから来られましたか?

問2 今まで、よりよい社会を築くためいろいろな活動に取組まれてきたと思いますが、 これまでの活動の中で、最もやりがいを感じた出来事は何でしたか?

問3 その体験がうまくいった理由は何だったと思いますか?

問4 この体験から、あなたが大切にしている価値観・信念は見えてきましたか?

問5 この体験は、今のあなたにどんな影響や力を与えていますか?

語る人は自分自身の活動の歩みを振り返り、原点につながる時間となり、聴く人は相手の想いに触れ、役割や立場を超えて、心がつながる時間となりました。

その後、4人1組となり自分がインタビューした相手について語る「他己紹介」の時間を取りました。

少しずつ関係性の糸が編まれ、広がっていく時間となりました。

つながりの時間②:ミラーウォークで自然とつながる

インタビューの後は、屋外での“ペアウォーク”。つながりを取り戻すワークの中の1つ「ミラーウォーク」を行いました。
片方は目を閉じ、もう一人が静かに手を引いて、ガイドしていきます。視覚情報を断つことにより、より鮮やかに自然の音や風、匂いを体験できるようにガイドしていきます。

言葉を交わさずに五感を開くことで、自然や相手との新しい「つながり」を繊細に感じるひと時でした。

②へつづく↓

コミュニティレジリエンス・ワーク:多様性とつながりの力 いよいよ、今回の合宿のテーマである「市民活動のコミュニティのレジリエンスを高める」へと踏み込んでいきます
sevengenerations.or.jp