エクアドル帰りに日本食がとっても恋しくなったんだけど、やっと落ち着いてきた。
往復のデルタの機内食は期待してなかったけど、悪くなかった。楽しめた。
基本的にエクアドルの食事は何でも美味しくて、ジュースは100%フレッシュなブラックベリージュース、パイナップルジュース、日本だったら1杯1,000円くらいしてもいいくらいのものがお代わりし放題。
スープやセビッチェ(魚介類のマリネみたいなもの)と一緒に、自然に食卓に「ポップコーン」が置いてある。これをスープに入れて食べるのがエクアドル流。最初はこどものおやつかと思ったけど、トウモロコシが主食の国では確かに納得のメニュー。ポップコーンを食べ始めると美味しくて手が止まらない。まだメインディッシュきてないのに・・・(笑)。うちの子達がいたら大喜びだったろうと想像する。
肉は野菜よりも価格が安いので、貧しい人たちが多いエクアドルでは貴重な食料となっているそう。街でよく見たのは鶏肉と豚肉だった気がする。牛肉のステーキも美味しかった。(けど、地球温暖化対策のために、CO2とメタンガスの排出量の多い牛肉は今以上に控えようと思った今日の午後。ナショジオのディカプリオの映画見たから。)
サラダを食べてもお腹を壊すこともなく、バナナやリンゴ、オレンジもとても美味しくて満足な滞在でした。
物価は、現地のお店は油分が多いということで、ちょっと観光用?みたいなお洒落レストランが多かったからかもしれませんが、特に安くもなく、日本で食べるのと同じか、ちょっと高いくらいだった。
ケチュア族の村に滞在した時に、みんなで集まって外でポトラックパーティーをしたのだけど(なんて名前だったかな。。。)、現地の男の子に私の自家製梅干しがやたらヒットしてたのは嬉しかった!「この子は塩が好きなんだ」とその子のお父さんが言ってて、「なるほど。梅と塩しか使ってないもんなぁ。それが良かったんだな。」と理解。他の人たちは梅干しの酸っぱさに微妙な顔してた。
この村では、Mingaと呼ばれる村人たちによる共同作業があるんだけど、それをしたあとには必ずみんなで集まって外で持ち寄りでご飯を食べるそう。
こうやって、お互いの近況を報告しあったり、コミュニケーションを図ったりしているのは、コミュニティの存続に必要なことが詰まっている気がした。
さて旅の中で、どうしても必要だと思ったのは出汁。エクアドルの料理は何でも美味しいし、日本人の口にほんとに合う。けどたまにお吸い物みたいなチーズとかポタージュとかトマトの味とかしない具のないスープとか、お味噌汁みたいなのが恋しくなる。お湯は豊富にあったから次回は梅干しに加えて鰹節と煮干しと自家製味噌を持って行こう。