『Collective Impact Forum 2023』参加・登壇報告

『Collective Impact Forum 2023』参加・登壇報告

5月15日(月)  デロイトトーマツウェルビーイング財団様主催の『Collective Impact Forum 2023』が開催され、当団体代表の野崎安澄と鈴木核が参加しました。

『コレクティブインパクト』とは、様々なプレイヤーが共同して社会課題解決に取り組むための一つのスキームであり、共同の効果を最大化するための枠組みのことを指す。ある特定の社会課題の解決に取り組むプレイヤーは自治体、企業、NPO、政府、財団など様々な分野で多数存在する。そのようなプレイヤーが社会課題解決に個別に取り組むのではなく、Collective(集合的)にインパクトを起こすことを重視し、その実現のための具体的なアプローチを指すこともある。

https://ideasforgood.jp/glossary/collective-impact/

さまざまな企業・団体・NPOなどから50人を超える方々が出席いただき、1日かけて「コレクティブインパクト」というテーマでディスカションを行いました。
また、午後の対談①『Collective Impactを推進するために必要なマインドと成功のためのポイント』というテーマの対談に、代表 野崎安澄がスピーカーとして登壇しました。

ありがたいことに、午前・午後とあるディスカッションのテーマとして、NPO法人セブン・ジェネレーションズが中心となって応募したコミュニティ気候アクションコンソーシアムのテーマでもある「これからの気候変動に対する担い手の育成」も組み込んでいただきました。

また午後にはコレクティブインパクトの研究から導き出された、以下の5つの特徴についてそれぞれグループディスカッションを行いました。

1, 共通のアジェンダ (Common Agenda)

2, 評価システムの共有 (Shared Measurement)

3, 互いに強化し合う活動 (Mutually Reinforcing Activities)

4, 継続的なコミュニケーション (Continuous Communication)

5, 活動を支えるバックボーン組織 (Backbone Organization)

参考:スタンフォードソーシャルイノベーションレビューで発表された「コレクティブインパクトとは?」https://jfra.jp/fundraisingjournal/1519/

団体や取り組む課題は違えど、課題と感じている点は共通しており、解決までは至らずとも悩みを共有しあい、共感する時間となりました。

社会課題が複雑化する現代において、さまざまなステークホルダーを巻き込みながらコレクティブインパクトを起こしていく必要性がますます高まっていると感じています。

私たちも継続してコレクティブインパクトを意識しながら取り組み続けます!