2026年9月、サンフランシスコでパチャママ・アライアンス(PA)の30周年ギャザリングが開かれました。セブン・ジェネレーションズから参加したSGコミュニティメンバー、久保田あや(あやちゃん)、鈴木核(核さん)・野崎安澄(あずみん)3人の体験したことを、3回に分けてお届けします。
第1回は、世界中の仲間と再会した初日の様子です。
目次
パチャママ・アライアンスとは
パチャママ・アライアンスは、サンフランシスコを拠点とする非営利団体です。エクアドル・アマゾンの先住民の呼びかけに応えて、リン・ツイストとビル・ツイストらが1996年に活動を始めました。「熱帯雨林をと先住民を守ること」と「現代社会に生きる人々のの生き方・暮らし方を変えること」を両輪に、30年間活動を続けてきました。
セブン・ジェネレーションズ(SG)は、PAの日本のアライアンス団体です。チェンジ・ザ・ドリーム、ゲームチェンジャー・インテンシブ(GCI)、コミュニティ気候アクション・トレーニングなど、SGのプログラムの多くはPAが生んだものです。
30周年ギャザリングの全体像
メインは9月12日の「PA30周年記念ギャザリング(ランチョン)」で、約1200人が集まりました。その前後に、世界中から来た仲間のための集まりがいくつも開かれました。アメリカ各地に加え、オーストラリア、南米、そして日本からも参加者がありました。
| 日付 | プログラム | どんな場か |
|---|---|---|
| 9/11(金)朝 | コミュニティ気候アクショントレーニング(ICCAT)モデレーター朝食会 | ICCATを世界各地で担うモデレーター仲間の集い |
| 9/11(金)午後 | ホームカミング同窓会 | PAに関わった人なら誰でも歓迎のゆるい同窓会 |
| 9/11(金)夜 | ジャーニー・リユニオン | アマゾン熱帯雨林ジャーニー参加者の同窓会 |
| 9/12(土) | 30周年記念ランチョン | メインの公式行事(約1,200人) |
| 9/13(日)午前 | カミングホーム紹介セッション | チェンジ・ザ・ドリームの後継プログラムのお披露目 |
| 9/13(日)午後 | カカオセレモニー | アマゾンの先住民リーダーによるセレモニー |
世界のモデレーター仲間と朝ごはん
初日の朝は、コミュニティ気候アクション・トレーニングのモデレーターが集まる朝食会でした。南米各国・オーストラリア・日本、そしてアメリカから、30周年のお祝いをするために集った仲間たちです。普段はオンラインで一緒に動いていても、対面は初めてという人がほとんど!
各国の事情や活動を話し合い、出会えた喜びと自分たちのつながりの深さと長さを称え合いました(この場には、リンとビルの後を継ぐ新CEOのトムもいました!)。



静かになったオフィスとZOOM越しに見た大きな木
その後、PAのオフィスを訪ねました。コロナ以降はスタッフの仕事がオンライン中心になり、2019年に核さんが訪ねたときには人でいっぱいだったフロアがガランとしていました。半分ほど返してしまったそうです。
日本とPAをつなぐ「PAコール」の国際担当のアーリアや、気候アクション・トレーニングを設計・運営するウィル、サラにも会えました。


そして、PAのイベントでよく登壇者の背景に映る、アマゾンの熱帯雨林の大きなの木(ケイポックツリー)が壁一面に!
ZOOM越しに見た光景に、ミーハー気分でその前に立って写真撮影。「本当に来たんだー!」と実感が湧きました。

ホームカミング ― 壁いっぱいの30年
午後は「ホームカミング」。PAに関わったことのある人なら誰でもどうぞ、というゆるやかな同窓会でした。
壁には1996年からの出来事が時系列で貼り出され、私たちも「リンの来日イベント」「NPO法人セブン・ジェネレーションズが設立した年」など日本での出来事を書き足しました。



モニターには、30年の振り返りとしてたくさんの写真を集めた動画が流されていました。リンが来日したときの写真なども使われていて、動画を作成したサラが「そう!一生懸命探したのよー」と言っていました。
次々とやってくる人たちに、握手をしたり、ハグしたりしながら自己紹介をすると「日本からわざわざ来たの?」と驚かれました。



プログラムマネージャーのトレイシーは
「日本からも来てくれるのよ、あなたたちも来なさい」
と私たちを引き合いに出して国内外の人に参加を呼びかけていたそうです(笑)。とてもトレイシーらしい。
エクアドルからは、アマゾン熱帯雨林ジャーニーを現地で支えるマリッサや、ガイドのクッキー、初めてアメリカに来たというマリオさんも参加していました。


ジャーニー・リユニオン ― アマゾン熱帯雨林の旅を共にした仲間たち
夜は、アマゾン熱帯雨林ジャーニー参加者の同窓会に参加しました。
創設者であるリン・ツイストとビル・ツイストを初めてエクアドルへ案内したジョン・パーキンスさん、先住民とエコロッジをつくったガイドのダニエルさんなど、PA誕生の物語に登場する人たちがそろいました。
エクアドルからは先住民の方々やフンダシオン・パチャママのチームが10人ほど来ていました。フンダシオン・パチャママのリーダーのベレンさん、先住民ネットワークのリーダーのマナリさん。そして昨年私がアマゾンを訪ねたときに案内してくれた、母子の健康を支える活動をしている女性リーダーナルシーサとも再会できました。
かつて国際コミュニケーション担当で、パチャママコールを担当してくれていたマイサも、このためにPAに帰ってきていて、一日の終わりは、まさに「おかえり」の空気に包まれていました。




初日だけで、30年分のつながりが一度に目の前に現れたような一日でした。
次回は、いよいよメインイベントの30周年記念ランチョンです。
