【GCI参加者の声】成瀬まゆみさん

【GCI参加者の声】成瀬まゆみさん

2018年5月14日

私は宇宙船地球号の新人クルー

成瀬まゆみさん/セミナー講師、コーチ、作家、翻訳家

2017年4月期参加

 GCIのプログラムを2017年の4月から2か月間、受講しました。

そのおかげで、私の意識はずいぶんとシフトしました。今までは、地球のことや、社会的不公正について、気にはしていたものの、何をしたらいいかわかりませんでした。GCIを通じていろんな情報や視点をもらったことで初めて、「私は宇宙船地球号の新人クルーだ」という明確なコンセプトが自分の中に生まれました。

 プログラムの中で、ビル・ツイストは、バックミンスター・フラーの言葉を引用してこう言いました。

「いくら大きな家を建てても、この地球自体に住めなくなったらなんにもならない」

私たちは、自分のための大きな家を建てようとして、この惑星自体を痛めています。その愚かさを、GCIのプログラムを受けることで、より深く知ることができたのです。

 しかし、GCIのプログラムは人類の愚かさを強調したり、危機感をあおったりするプログラムではありません。その基調は希望に満ちています。私たち自身が、地球の未来を決める力を持っていること、そして、よりよい方向に舵を切りたいと思っている人たちがこんなにいることを、ビデオや、グループコールを通じて知ることができるのです。

 このプログラムを受けて、私は、毎月、プロボノ(専門知識を使った社会貢献)を始めることにしました。力を貸したら、この世界は、この地球は、もっとよくなるだろうと思う人やプロジェクトに声をかけて、サポートをしています。たとえば、ミャンマーで日本語学校を開いた方、学級崩壊のクラスを自己肯定感の強いクラスに変えた小学校の元先生などのオンラインお話し会を、無償で企画&ファシリテーションをさせていただきました。その活動自体が、とても楽しいです。これはGCIのプログラムを受けての私の個人的変化です。

 またGCIのプログラムは、情報を提供してくれるだけではなく、課題のビデオや文書を読んだ後に、週に1回、グループでオンラインを通じて話し合います。自らの感想を言葉にすることで、その気づきは深くなりますし、他の人の意見を聞くことで、別の角度からの気づきが生まれるのです。地球規模の視点を持っていらっしゃる方には、GCIのプログラムを強くお勧めします。希望に満ちた仲間とともに、新しい世界を、これからの地球を、創造していきましょう!