理事コラム~2019年1月11日号(マモ@理事コラムVol.4)

理事コラム~2019年1月11日号(マモ@理事コラムVol.4)

2019年1月11日

マモコラム vol.4

『シリーズ・身近なエコグッズ その2:ちゃんと持ち歩けるマイ箸はどれ?』

みなさん、あけましておめでとうございます。

大好評?の身近なエコグッズシリーズ その2は、誰でも持ってるのについつい使わない系の代表、マイ箸です。

ちなみに、マイ箸の話になると「今の割り箸は間伐材で作ってるから、割り箸でも環境に悪くはないんだよ」とか「毎日大量の割り箸が消費消費されているのに、あんた一人が一膳節約してもなんの解決にもならないよ」という声をよく聞きます。

でも、いいんです。マイ箸やマイバッグを使うことの最大の意味は、自分自身の世界が「使い捨て」の世界から「循環」の世界へとシフトしていくことにあるのですから・・・

そんなわけでマモ所有のマイ箸についてです。

僕自身色々試してみたのですが、写真で紹介している、4つ並んだものは、その中でもサバイバルしたものたちです。

左から

A: お友達が海外のアウトワード・バウンドのカンファレンスに参加した時に持ち帰ってくれたお土産。
B: ハワイのアウトドア屋さんで売ってた、竹でできたカトラリーセット。”To-Go Ware” というブランド名で、カラビナ付きで、バッグやベルト通しひもにもつけられます。結構おしゃれな感じ。
C: 2分割収納ができるお箸。これも東京のアウトドア屋さんで買ったのです。その時は¥1,000 以上していたと記憶しているのですが、調べてみたら、Amazonさんの通販で400円くらいで売っていました。
D: ベネトンとケースに書いてある、お箸にもスプーン・フォークにもなるカトラリーセット。

それぞれに場面や用途によって使い分けられそうですが、やはりマイ箸として使用する際に一番に鍵になるのは、ズバリ「携行性」。どれだけ持ち運びやすいかになります。次に衛生面や使い勝手というところでしょうか・・・

(あくまでマモ目線です)

D のプラセットは、携行性でやや難あり。しかも油物に使うと水洗いだけではギトギトが取れません。プラスチックというのもマイナスポイントですね。昨日、海藻由来の食べられるプラ食器を作った人の話を聞いたのですが、マイカトラリーの場合、食べたら使えなくなっちゃいますからな・・・

B は、洒落乙なのですが、大きさと、本体と袋の素材からして、カビるのが心配。奥様に使用を禁じられています。乾かして仕舞うのが以外に面倒。カビちゃって捨てちゃったら意味ないですからねぇ。(笑)

A は、ダントツの携行性で完全に分解できるので衛生面にも優れていますが、最大の欠点は金属製であることです。熱々のうどんやラーメンが食べたいこの季節ですが、くちびるが火傷してしまうほどの熱伝導性を有しています。よって使う場面が制限されてしまいます。

と いうことで、マモ一押しのマイ箸は C!

Amazonさんの掲載商品には、チビカラビナ付きのもので¥500 以下でも購入できるようですね。僕のヤツは、奥様がくれた可愛いトンボ和柄のケースに入れて日々携行しています。

安価な薄利多売系の商品はエシカル購入という観点で注意が必要ですが、例えばスノーピークさんなどのアウトドアメーカーでは、似たような構造でもう少し衛生面も見た目にもイカした感じのものも売ってます。

エコバッグもそうですが、持ち歩いていて負担にならず、それでいてちょっと気分もアガるようなマイ・カトラリーを見つけて携行したいですね。

マイ箸やマイバッグを使うことによって、私たちの半径5mの世界で「使い捨て」の世界から「循環」の世界へと、意図のシフトが生まれてきます。

この意図的なシフトが起こると、それは自分の生活の色々なところにも影響を与えてきます。なんせ全ては繋がっているので。

この違いを意図的に創り出していくことが、「新しい物語」を生きていく上で根本的に重要なのではないかなと思っています。